i-新聞記者ドキュメント-
2019年製作/113分/日本
配給:スターサンズ
監督:森達也
【 受賞歴 】
第32回東京国際映画祭ー日本映画スプラッシュ部門-作品賞
森達也 監督が自ら語る
森 達也
1956年、広島県呉市生まれ。立教大学在学中に映画サークルに所属し、
86年にテレビ番組制作会社に入社、その後にフリーとなる。
地下鉄サリン事件発生後、オウム真理教広報副部長であった
荒木浩と他のオウム信者たちを描いた『A』は、98年に劇場公開され、
ベルリン国際映画祭など多数の海外映画祭でも上映され世界的に大きな話題となった。
99年にはテレビ・ドキュメンタリー「放送禁止歌」を発表。
2001年には映画『A2』を公開、山形国際ドキュメンタリー映画祭で
特別賞・市民賞を受賞。06年に放送されたテレビ東京の番組
「ドキュメンタリーは嘘をつく」には村上賢司、松江哲明らとともに関わり、
メディアリテラシーの重要性を訴えた本作は現在でも
ドキュメンタリーを語る上で重要な作品のひとつとなっている。
11年には東日本大震災後の被災地で撮影された『311』を
綿井健陽、松林要樹、安岡卓治と共同監督し、賛否両論を巻き起こした。
16年には、ゴーストライター騒動をテーマとする映画『Fake』を発表した。
あらすじ
SNS漫画家・世紀末によるTwitter発の人気コミックを、
「帝一の國」の間宮祥太朗&「ママレード・ボーイ」の桜井日奈子のダブル主演で実写映画化。
何にも興味が持てず退屈な日々を送る男子高校生・小坂れいは、
教室で殺されたハチの死骸を埋めているクラスメイト・鹿野ななに遭遇する。
ネガティブでリストカット常習犯だが虫の命は大切に扱う彼女に興味を抱く小坂。
それまで周囲から変人扱いされていた鹿野だったが、
小坂と本音で話すうちに、2人で一緒に過ごすことが当たり前になっていく。
STAFF
監督・脚本:森達也
編集:鈴尾啓太
撮影:小松原茂幸、森達也