初恋
2020年製作/日本
配給:東映
監督:三池崇史
三池崇史 監督が自ら語る
三池 崇史
1960年生まれ、大阪府八尾市出身。
米国アカデミー会員。横浜放送映画専門学院(元日本映画学校)で学び、その後テレビドラマの助監督を担当する一方、井上梅次、野田幸男、恩地日出夫、今村昌平らの作品に演出部として参加。1991年のOV「突風!ミニパト隊/アイキャッチ・ジャンクション」で監督デビュー、1995年には『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』で劇場映画監督デビューを果たす。以降バイオレンス、アクション、ホラー、時代劇、ハードボイルド、SF、人気アニメ・コミック原作、ミュージカル、女児向け特撮シリーズなど多岐にわたるジャンルを制覇し常に刺激的な作品を世に送り続けている。海外からも高い評価を受けており1998年にはアメリカのTIME誌にて期待される非英語圏の監督第10位に選出、2007年に『オーディション』(00)が同誌ホラー映画ベスト25の一本に選出、『IZO』(04)、『十三人の刺客』(10)がヴェネツィア国際映画祭、『一命』(11)と『藁の楯 わらのたて』(13)がカンヌ国際映画祭に出品されるなど、世界で一段と高い作家的評価を受けている。
あらすじ
欲望うずまく新宿・歌舞伎町。
天涯孤独のプロボクサー・葛城レオ(窪田正孝)は稀有な才能を持ちながら、
負けるはずのない格下相手との試合でまさかのKO負けを喫し、
試合後に受けた診察で余命いくばくもない病に冒されていることを告げられた。
あてどなく街を彷徨うレオの目の前を、少女が駆け抜ける。
「助けて」という言葉に反応し咄嗟に追っ手の男をKOする。
が、倒した男は刑事! レオは懐から落ちた警察手帳を手に取ると少女に腕をひかれ現場を後にする。
少女はモニカ(小西桜子)と名乗り、父親に借金を背負わされ、
ヤクザの元から逃れられないことを明かす。
さっきレオが倒した男は刑事の大伴(大森南朋)で、ヤクザの策士・加瀬(染谷将太)と裏で手を組み、
ヤクザの資金源となる“ブツ”を横取りしようと画策中。その計画のためにモニカを利用しようとしていた。
STAFF
監督:三池崇史
企画・プロデュース:紀伊宗之
出演者
窪田正孝
大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー