真っ赤な星
2018年製作/101分/日本
配給:『真っ赤な星』制作委員会
監督:井樫彩
井樫彩 監督が自ら語る
井樫 彩
1996 年生まれ、北海道出身。
学生時代に卒業製作として制作した『溶ける』が、ぴあフィルム・フェスティバル、なら国際映画祭など国内各種映画祭で受賞し、第 70 回カンヌ国際映画祭正式出品を果たす。今作『真っ赤な星』が初長編作品、劇場デビュー作となる。また、山戸結希プロデュースによるオムニバス映画『21 世紀の女の子』の公開も控える。
あらすじ
片田舎の病院に怪我をして入院した14歳の陽(小松未来)。
彼女はいつも優しく接してくれていた看護師の弥生(桜井ユキ)に対し、特別な感情を抱き始めていた。
だが退院の日、弥生が突然看護師を辞めたことを知る。
1年後、陽は買い物の帰り道で偶然弥生と再会する。そこにいたのは、過去の優しい面影はなく、
男たちに身体を売ることで生計を立てている弥生だった。
再会後、学校にも家にも居場所がない陽は、吸い寄せられるように弥生に近づく。
一方、弥生には誰にも言えない悲しい過去があった。
満たされない現実を冷めた目で見つめ、互いに孤独を抱えるふたりは、
弥生のアパートで心の空白を埋める生活を始めていく——。
STAFF
監督:井樫彩
出演者
小松未来 桜井ユキ
毎熊克哉 大原由暉
小林竜樹 菊沢将憲 西山真来
湯舟すぴか 山谷武志 若林瑠海