少女邂逅
2017年製作/101分/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
監督:枝優花
枝優花 監督が自ら語る
枝 優花
1994年3月2日生まれ。群馬県高崎市出身。
映画監督、写真家。
初長編映画『少女邂逅』が新宿武蔵野館を始め全国公開し2ヶ月のロングランヒットを記録。香港国際映画祭や上海国際映画祭に招待。バルセロナアジア映画祭では最優秀監督賞を受賞。またSTU48やindigolaEnd、KIRINJIなどの多くのアーティスト作品を手掛ける。また雑誌「装苑」にてコラム「主人公になれない私たちへ」を連載中。
あらすじ
少女は、何度も殺される。
いじめをきっかけに声が出なくなった小原ミユリ(保紫萌香)。
自己主張もできず、周囲にSOSを発信するためのリストカットをする勇気もない。
そんなミユリの唯一の友達は、山の中で拾った蚕。
ミユリは蚕に「紬(ツムギ)」と名付け、こっそり大切に飼っていた。
「君は、私が困っていたら助けてくれるよね、ツムギ」この窮屈で息が詰まるような現実から、
いつか誰かがやってきて救い出してくれる──とミユリはいつも願っていた。
ある日、いじめっ子の清水に蚕の存在がバレ、捨てられてしまう。唯一の友達を失ったミユリは絶望する。
その次の日、ミユリの通う学校に「富田紬(つむぎ)」という少女(モトーラ世理奈)が転校してくる───。
STAFF
監督・脚本・編集:枝優花
音楽:水本夏絵
撮影:平見優子
出演者
保紫萌香 モトーラ世理奈
松澤匠 松浦祐也