あの日々の話
2018年製作/100分/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
監督:玉田真也
玉田真也 監督が自ら語る
玉田 真也
1986年生まれ、石川県出身。大学在学中に演劇を始める。
大学卒業後、2011年に青年団演出部入団。2012年、劇団「玉田企画」を旗揚げし、以降すべての作品で脚本・演出を担当。日常の中にある、「変な空気」を精緻でリアルな口語体で再現する。観る者の、痛々しい思い出として封印している感覚をほじくり出し、その「痛さ」を俯瞰して笑いに変える作風が特徴。
これまで担当した作品は、映画『シェアハウス』(脚本/監督:内田英治、2016年)、NHK「ちょいドラ/ロボカトー中島と花沢さん」(脚本/2017年)、フジテレビ「JOKER×FACE」(脚本/2019年)など。
本作で長編映画監督デビュー。自身の劇団「玉田企画」で好評を博した同名の舞台を原作に、自らの手で完全映画化した。
あらすじ
とある大学サークルの代表選挙が行われた夜。新代表が姿を消す中、
元代表 OB や現役生ら男女9人が残り、二次会のカラオケボックスで盛り上がっていた。
女子が席を外すと、男たちは「今日ヤレるかも」とバカ騒ぎ。
たまたま女子学生のカバンの中からコンドームが見つかったことで一気にテンションは上がり、暴走していく。
一方、女子たちの部屋では、1年生が OG に呼び出され、不穏な空気に包まれ始めていた。
そして締めとなる決起会。再び全員が一つの部屋に集まり、和やかに閉会するかと思われたが、
ある発言をきっかけに、全人間関係が次々と破綻へと追い込まれていく。
華やかな大学デビューを果たしたはずの若者たちは、5分おきにどん底に突き落とされ、
逆に相手を突き落としていく。裏切りと騙し合い、そしてその果てに残ったものとはー。
STAFF
原作・監督・脚本:玉田真也
出演者
山科圭太 近藤強 木下崇祥 野田慈伸 前原瑞樹
森岡望 高田郁恵 菊地真琴 長井短 太賀 村上虹郎