きばいやんせ!私
日本
監督:武正晴
武正晴 監督 と 足立紳(脚本)が語る
武 正晴
1967年生まれ。1986年明治大学入学とともに、明大映研に参加し多数の自主映画制作に携わる。卒業後、本格的にフリー助監督として映画現場に参加。工藤栄一監督、石井隆監督、崔 洋一監督、中原俊監督、森崎東監督、井筒和幸監督らに師事する。 チーフ助監督として、『ホテル・ハイビスカス』(02年/中江裕司監督)、『パッチギ!』(04年/井筒和幸監督)、『嫌われ松子の一生』(06年/中島哲也監督)、『ヒーローショー』(09年/井筒和幸監督)などに携わる。 『ボーイ・ミーツ・プサン』(07年)で長編作品監督デビュー後、『カフェ代官山』シリーズ(08年)、『EDEN』(12年)、『イン・ザ・ヒーロー』『百円の恋』(14年)、『嘘八百』『銃』(18年)など。
あらすじ
フリン騒ぎで週刊誌に叩かれ、キー局のニュースショーのMCを降ろされ、
左遷された女子アナ、コジタカこと児島貴子(夏帆)。
今は、沼のカミツキガメといった、たわいないネタを取材するディレクター兼レポーター。
キツイところはAD任せ、やる気のなさは見え見えだ。かつての自分のポジションについた新人女子アナにもムカついている。
そんな彼女に、手間のかかる新たな企画が押し付けられる。それは都道府県ごとに一つずつ祭を取材する「日本の奇祭47選」。
“アナウンス部に戻れる可能性”をちらつかされ、貴子は仕方なく、小学2年生の時に1年間だけ住んでいた
鹿児島県の南大隅町へ下見に向かうことにした。そこに変わった祭り、
御崎祭りがあったことをおぼろげながら思い出したからだ。
鹿児島空港に迎えに来た町役場の担当者、おしゃべりが止まらぬ田村(坂田聡)の車に2時間以上揺られて大口あけて眠りこけ、
貴子は南大隅町にたどり着く。「フリンのアナウンサーだ!」と町の子供に無邪気に言われ、凄い顔でにらむ貴子。
人の良さそうな町長(榎木孝明)は取材に積極的で、
この町には、ご当地映画を企画している妙に調子の良い映画プロデューサー、
鏑木(鶴見辰吾)も滞在していた。
STAFF
監督:武正晴
原作:足立紳「きばいやんせ!私」(双葉社刊 著:工藤晋)
脚本:足立紳、山口智之
出演者
夏帆
太賀
岡山天音
坂田聡
眼鏡太郎
宇野祥平
鶴見辰吾