ばあばは、だいじょうぶ
2018年製作/日本
配給:イオンエンターテイメント
監督:ジャッキー・ウー
ジャッキー・ウー 監督が自ら語る
ジャッキー・ウー
父は中国人 2 世。1998 年にフィリピンに渡り、プロデューサーとして映画「TOTAL AIKIDO」を製作するが、監督の熱望で、主役として出演。さらに、歌手としても活動し、フィリピンで「ゴールド・ディスク」を受賞。01 年以降、アジア中心にインターナショナルで、フィルム・メーカーとして。監督、俳優、音楽家、製作として幅広く活躍。中国と香港の合作映画『少林キョンシー』は世界 60 ヶ国で公開された。この映画がハリウッドの映画関係者の目に留まり、ハリウッド映画デビューし、映画『炎のランナー』の主役、ベン・クロスと共演。2013 年、プロデュース・出演映画「DEATH MARCH」でカンヌ国際映画祭入選を皮切りに、拠点をヨーロッパに移し活躍する。「イタリア・ミラノ国際映画祭」「イギリス・ロンドン国際映画祭」「フランス・ニース国際映画祭」で異なる作品で、最優秀主演男優賞を受賞した。
あらすじ
ちょっと弱虫な小学生の翼(寺田心)は、
喜寿を迎えたばあば(冨士眞奈美)、おとうさん(内田裕也)、おかあさん(松田陽子)と4 人暮らし。
翼は、ばあばのことが大好きだ。何かくじけそうになると、ばあばのところに行って、話を聞いてもらう。
そんな時、ばあばは、必ず「だいじょうぶだよ」と言ってくれる。学校でいじめられても、ばあばが助けてくれた。
そんな優しいばあばが少しずつ変わっていく。同じ質問を何度も繰り返すようになり、得意だった編み物ができなくなる。
ばあばは「わすれてしまう病気(認知症)」になってしまったのだ。怒り出したり、大切にしていた庭の植物を枯らしてしまったり、
翼のために作ったジャムを一人で食べてしまったり……。翼はなんだか怖くなって、近寄らなくなってしまった。
そんなある日、ばあばは、靴も履かないで家を出たきり、いなくなってしまった。 
「ばあば、どこへ行ってしまったの?」 やがて、翼は、ばあばの秘密を知る……。
STAFF
監督:ジャッキー・ウー
原作:楠章子(作)/いしいつとむ(絵)「ばあばは、だいじょうぶ」(童心社刊)
出演者
冨士眞奈美 寺田心/平泉成