積むさおり
2019年製作/40分/日本
配給:「積むさおり」製作委員会
監督:梅沢壮一​​​​​​​
梅沢壮一 監督が自ら語る
梅沢 壮一
高校時代から独学で特殊メイクの勉強を始める。卒業後、地元映画館の映写技師の仕事をする傍ら、造型作品を作っては米国特殊メイク界の大御所、ディック・スミス、リック・ベイカーらに送り、アドバイスをもらい続けた。ベイカー氏の紹介により、23歳より日本で仕事をスタート。5年間のフリーを経て29歳で独立。現在、株式会社ソイチウムの代表。
近年は映画制作を積極的に行い、自ら脚本、監督を担当する。2015年のホラーオムニバス映画「ABCs of DEATH2」(アメリカ)では日本代表として一編を監督。2017年の長編デビュー作「血を吸う粘土(VAMPIRE CLAY)」は、カナダのトロント映画祭・ミッドナイトマッドネス部門のクロージング作品に選出され、テキサスFANTASTIC FEST2017ではホラー部門の特別賞を受賞した。
あらすじ
間も無く結婚5周年を迎えるバツイチ同士の夫婦、さおりと慶介。
さおりは、自宅の一室を仕事部屋にし、イラストレーターとして働きながら、夫を支えていた。
そんなある日、さおりがいつものように犬の散歩に出かけると、積み枝の前に見たことのない穴を発見する。
風が起こり、音が吸い込まれるような不可思議な体験をするさおり。
それ以来耳鳴りが起こり、さらには夫の立てる些細な音にも敏感になってしまうさおり。
夫や仕事に不満を抱えることなく暮らしていた日々が一変、気づかぬうちに積み重なっていた鬱屈が頭をもたげ始める。
軋み出す夫婦関係を守るために、さおりは何に向き合うのか。
STAFF
監督・脚本・編集:梅沢壮一
出演者
黒沢あすか 木村圭作